ご挨拶

理事長 小林靖典

皆様には日ごろから北陸鉄工協同組合の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 

当組合は大正6年(1917年)に金沢市鉄工業同盟組合として創立されて以来、幾度かその組織や名称の改変を経てまいりました。その間、一貫して石川県における鉄工関係の企業の組合として活動の実績を積み重ね、100周年を迎えられましたことは、多くの先達の皆様のご尽力の賜物であり、かけがえのない財産です。

 

 一方では今日、私たち製造業を取り巻く国際環境、経済環境は大きな変化を遂げております。21世紀を迎えてすでに20年余りが過ぎましたが、その流れはますます加速化しているように思われてなりません。私たち北陸鉄工協同組合も、これまで培ってきた歴史と伝統を守りながらも、新しい時代に向けて常に変化を続けていく必要があります。

 

幸いなことにここ数年、当組合では青年部の皆さんの活動が活発になり、新しい時代に向けての牽引力として、青年部に対する期待が高まっています。組合としても、多川前理事長が進めてこられた人材育成事業を継承し、次の時代の経営を担う若手経営者、中堅社員の育成を事業の一つの柱として、今後ともより一層進めていくつもりでおります。

 

最後になりましたが、これからの北陸鉄工協同組合をこれまで同様、いやこれまで以上に育てていってくださいますよう、心からお願い申し上げますとともに、皆様のますますのご発展をお祈りしております。