加賀電化工業株式会社
メッキを主体にした前後の工程を含む一貫生産体制による産業機械向け
金属部品製造
当社は、石川県金沢市に 1955 年に創業、当初はメッキ設備のみで地場の建設機械部品や繊維機械部品へのメッキ加工のみを生業としていましたが、平成元年(1989年)より徐々に工作機械を増やし、現在はメッキ設備と切削機や研磨機といった前後工程の加工機を同一社内に併せ持つ全国的に稀な一貫生産体制を整えております。
また、創業時の建機や繊維機のみならずリチウムイオン電池向け、半導体向け機器の製造装置や各種産業機械、新幹線部品など広範囲にわたりメッキ部品を手掛けています。
代表取締役 宮崎克洋
メッキ、旋盤、マシニング、研磨機や様々な加工機と精密検査装置を設備することで一貫体制による顧客QCDニーズの向上を実現
主力は産業機械向けのメッキローラーです。当社にて材料調達し、切削、研磨、メッキを社内にて全て加工可能な体制、キーエンス社のデジタルマイクロスコープを始めとした高精度検査装置を備えており、社内にて一貫生産することで高精密、低コスト、短納期を実現しております。また、設計図のない部品の製作、既設機械と同等の部品の製作にも対応。顧客からの特殊な要望に対して一つ一つ丁寧に対応する事により、実業の徹底とお客様満足の最大化を追求し、ローラーの金属加工製作のプロ集団を目指しております。
振れ精度1μや面粗度Ry0.05以下などの高精密メッキローラー。
鉄材やSUS材のみならずアルミ材へ高密着の独自表面処理技術を駆使。
高精度フィルム製造装置の
メッキローラー
リチウムイオン電池の正極や
負極の機材は高機能フィルム
半導体に搭載される極小の
コンデンサーも薄膜シートの積層構造
リチウムイオン電池や高速移動通信制御に欠かせないセラミックコンデンサー内の構造は厚さ数μの高機能フィルムが積層されています。その高機能フィルム製造装置には寸法精度や表面粗度が高精密なメッキローラーが必要とされており、日々その精度の向上は追求されています。今までの実績を軸に、今後も設備はもちろん、とくに人材に投資して技術向上努力を怠ることなく、更なる企業成長を目指していきます。